おなかの赤ちゃんのこと知りたい気持ちも迷う気持ちも

出生前検査(出生前診断)を受けるかどうか、何を調べたいか。まだ決めていなくても、ご相談いただけます。私は英国FMFに留学し、ニコライデス教授のもとで胎児超音波を学びました。検査で分かることと限界をお伝えし、ご自身が納得できる選択を一緒に考えます。

十分な説明を受け、ご自身で選ぶ。その大切さを英国で学びました。
日本の大学病院や周産期医療の現場で経験を重ねるなかで、私は、おなかの赤ちゃんのことを知りたいと願う妊婦さんに数多く出会ってきました。当時の日本では出生前検査の情報を得にくい状況があり、学びの場を海外に求めました。
2009年、英国のFetal Medicine Foundation(FMF)のフェローとして渡英しました。FMFは、キングス・カレッジ病院のKypros Nicolaides(キプロス・ニコライデス)教授が設立した、胎児医学の研究・教育機関です。妊娠11〜13週の超音波検査(NT計測)や、超音波と血液検査を組み合わせるコンバインド検査は、教授とFMFが世界に広めた方法です。

私はニコライデス教授の指導のもと、FMFの拠点であるキングス・カレッジ病院などで妊婦さんの超音波検査と結果の説明にあたり、FMFの認定(胎児超音波)を取得しました。

英国で触れたのは、妊婦さんが必要な情報を受け取り、自分の意思で選ぶ医療のあり方でした。その経験は、検査について丁寧に説明し、ご本人の希望を尊重する今の私の診療につながっています。当院の初期精密超音波検査とFMFコンバインド・プラスは、このとき学んだ方法に基づいて行っています。
出生前検査への私の考えを、動画でお話ししています(13分11秒)
宋 美玄(そん みひょん)
丸の内の森レディースクリニック 院長
産婦人科専門医・博士(医学)・日本産科婦人科遺伝診療学会認定医・FMF認定(胎児超音波)
2001年、大阪大学医学部卒業。日本の大学病院・周産期医療施設で経験を重ね、2009年、英国FMFでニコライデス教授のもと出生前検査・胎児超音波を学ぶ。2017年、当院を開院。
院長紹介を詳しく見る
検査で確かめたいこと、結果を知ることへの不安、ご家族との考え方の違い。うまく言葉になっていなくても大丈夫です。遺伝カウンセリングで一つずつ整理し、検査を受けるかどうかも含めて考えていきます。
当院では、NIPTの採血前に私が超音波検査(プレエコー)を行います。妊娠週数や赤ちゃんの状態を確認し、所見によっては別の検査をご案内することもあります。実際に、超音波の所見からNIPT以外の方針を選ばれた方が5.9%いらっしゃいます(日本産婦人科超音波学会で発表した当院のデータ)。より詳しく体のつくりをみる初期精密超音波検査についても、ご希望に合わせてご説明します。
NIPTで陽性となった場合は、その意味と次の選択肢をご説明し、確定的検査について連携先の東京慈恵会医科大学附属病院へご案内します。当院のNIPTで陽性となった方は、トリソミーの確定診断のための羊水検査費用はかかりません。
検査の違い、受けるかどうかの迷い、ご家族への伝え方。気になるテーマから、私の解説をご覧ください。まずは、実際のカウンセリングの雰囲気が分かる動画をご紹介します。
NIPTのカウンセリングでは、どんなことを話す?
カウンセリングの動画(17分36秒)
NIPTはどんな検査?
NIPTの基本を解説します。
再生時間 6:45
NIPT・超音波・羊水検査の違い
検査ごとの違いを知りたい方へ。
再生時間 5:36
検査や医療機関を選ぶときに
出生前検査の選択肢と、認証施設について。
再生時間 15:07
出生前検査を受けるか迷っている方へ
検査を受けるかどうか、考えるきっかけに。
再生時間 10:27
若いから検査はいらない?
年齢と出生前検査について考えます。
再生時間 7:28
私自身が出生前検査を受けたとき
二人の子どもの検査について、当時の思いを話します。
再生時間 11:45
もし陽性だったらどうしよう
妊婦さんからの質問や悩みにお答えします。
再生時間 14:42
家族との考え方の違いが気になる
出生前検査をめぐる家族の言葉について考えます。
再生時間 9:29
「もしダウン症なら」と考えたときに
検査の前に知っておきたい、ダウン症との向き合い方。
再生時間 15:32
もう少し知りたい方へ。出生前検査にまつわるさまざまな話題も、動画でお伝えしています。
YouTubeで出生前検査の動画をまとめて見る出生前検査には、血液から染色体の病気の可能性を調べる検査や、超音波で赤ちゃんの体のつくりをみる検査などがあります。何が分かるか、いつ受けるか、結果をどう受け止めるかを確認しながら選んでいきましょう。
妊婦さんの血液を調べ、21トリソミー(ダウン症候群)・18トリソミー・13トリソミーの可能性をみる検査です。当院では妊娠10週から行っています。結果は確定診断ではなく、陽性の場合には羊水検査などで確認する必要があります。
NIPTの検査内容・対象・注意点を詳しく見る初期・中期精密超音波検査では、赤ちゃんの体のつくりを詳しく確認します。超音波と血液検査を組み合わせるFMFコンバインド・プラスも行っています。検査ごとに分かることや実施時期が異なります。
出生前検査の種類と遺伝カウンセリングを詳しく見るNIPTでは、対象以外の病気や障害、症状の程度は分かりません。偽陽性・偽陰性や判定保留になることもあります。超音波検査を含め、どの検査でも、すべての病気を見つけられるわけではありません。結果を確定するために行う羊水検査などには、流産を含むリスクがあります。検査で分かることと限界を丁寧にご説明し、受けるかどうかをご自身で選べるようお手伝いします。検査を受けない選択も尊重します。
出生前検査は自由診療です。下記は単胎妊娠の料金で、すべて税込です。
NIPTの料金には、診察・遺伝カウンセリング・プレエコー・検査・レポート送料が含まれます。双胎妊娠の料金や、各検査の詳しい内容は料金案内をご覧ください。
検査ごとの料金を詳しく見る1 ご予約
2 カウンセリングと超音波検査
3 ご希望を確認して検査へ
4 結果のお知らせと その後のご相談
受けるかどうか、受ける時期、費用、結果のこと。今の疑問に近い記事からご覧ください。
判断するときに整理しておきたいことを、受けない選択も含めて解説します。
NIPTを受けるべきか迷ったら検査できる時期と、結果が出たあとの予定も含めた考え方を紹介します。
NIPTはいつからいつまで受けられる?検査料金の目安や、料金に含まれる内容を確認するときのポイントを紹介します。
NIPTの費用はいくら?結果の意味、確定的検査、当院のサポートについて順番に解説します。
NIPTで陽性だったら?認証施設と非認証施設の違いと、施設を選ぶときの確認ポイントを解説します。
NIPTの認可施設と無認可施設の違い調べるほど分からなくなった。まだ気持ちが決まらない。そんなときも、今考えていることをそのままお聞かせください。あなたが知りたいことと、大切にしたいことを、一緒に整理していきます。


