妊婦健診では、お母さんと赤ちゃんの健康状態を定期的に確認します。妊娠中は、体調が安定して見えても、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、貧血、切迫早産など、さまざまな合併症がおこることがあり、できるだけ早期に対応したり、治療をおこなったりすることが大切です。日常生活や妊娠・出産・育児について相談するかかりつけを持つこと、安心して妊娠生活を送れる環境を作ることも大切です。
妊婦健診は一般的に、妊娠週数に応じて次の間隔が目安になります。
妊娠8〜11週頃に、月経周期や胎児の発育から予定日を正式に決定します。また、経過によっては、担当医が受診間隔を調整する場合があります。
また、当院では分娩(出産)は行っていません。34週前後に分娩先へ転院となります。
里帰り、上記以外の分娩施設での分娩を予定されている方は、夜間休日の受診先を確保いただいた上で健診をお願いしています。
| 妊娠初期検査(妊娠12週前後):24.200円 血液一般検査(貧血)、血液型(ABOとRh)、不規則抗体、血糖、梅毒、HBs抗原、HIV、風疹抗体、HCV抗体 麻疹抗体、トキソプラズマ抗体、サイトメガロウィルス抗体、ATL(HTLV-1) 子宮頸癌検査(初期):5.500円 妊娠20週検査(妊娠20週前後):4.400円 クラミジアDNA、子宮頸管長(経膣超音波)妊娠中期血液検査(妊娠24週前後):4.400円 妊娠糖尿病検査(GCT)、血液一般検査(貧血) ※分娩先の指示により、検査時期や内容、金額が多少異なる場合があります |
血液一般検査:貧血の有無や血小板の数を調べます。一般に妊娠中は赤血球の増加や胎児、胎盤への鉄移行、また偏食などにより鉄欠乏性貧血になりやすいことが知られています。
血液型:分娩時の大量出血に対する準備として、また、血液型不適合妊娠への対策として検査が必要です。
不規則抗体:黄疸などを起こす胎児、新生児溶血性疾患の原因にもなります。
血糖検査:糖尿病の検査です。もし異常があれば精密検査を行います。
HBs抗原:B型肝炎ウイルスの検査です。B型肝炎ウイルスは、分娩の際赤ちゃんに感染するおそれがあり、将来子供の肝臓の病気の原因になります。
HCV抗体:C型肝炎ウイルスの検査です。母体の血液を介して赤ちゃんにも稀に感染し、将来子供の肝臓の病気の原因となります。
梅毒検査:母子保健法で義務づけられた検査です。血液検査が陽性でも早期発見で治療すれば赤ちゃんには感染しません。
HIV抗体:エイズの原因となるウイルスの検査です。妊婦さんが感染していると、高い確率で赤ちゃんにも感染します。妊婦HIV抗体検査受診票のご提出により公的補助が受けられます。
ATL抗体:成人T細胞白血病という血液ガンの原因となるウイルスの検査です。母乳により赤ちゃんに感染する可能性もあります。
風疹抗体、麻疹抗体:妊娠初期に初めてかかると、高い確率で流産をしたり、赤ちゃんに先天性の異常が見られます。
トキソプラズマ抗体、サイトメガロウィルス抗体:妊娠中に初めてトキソプラズマウイルスやサイトメガロウイルスに感染すると、流早産や、赤ちゃんの先天性の異常が見られることがあります。
クラミジア抗原:陽性の場合、流早産、新生児の結膜炎、肺炎の原因となることがあります。(こちらの検査は20週頃に行います)
母体の健康管理と赤ちゃんの発育・状態の確認を行います。
当院では、分娩施設と連携しながら健診を行うセミオープンシステムの利用が可能です。
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妊婦健診では、母子手帳と受診票(クーポン)をご持参ください。東京23区内のクーポンに対応しております。
こんな症状があるときは次の健診を待たず、早めにご相談ください

