丸の内の森レディースクリニック

過多月経

過多月経ってなに?

過多月経とは、月経時の出血量が多い状態を指します。一般的には、月経の日数が7日以内、経血量が140mL以内であれば正常範囲とされ、これを超える場合に過多月経と考えられます。ただし、実際に経血量を正確に知ることは難しいため、「ナプキンが1時間もたない」「昼でも夜用のナプキンがないと不安」といった日があるというような方はぜひご受診ください。

過多月経の症状

過多月経では、経血量が多いことにより、日常生活にさまざまな支障が生じます。
患者さんからの相談で多いのは、

・夜用ナプキンでも朝には漏れてしまう
・長時間の外出や旅行が不安になる
・生理中は濃い色の服しか着られない
・職場で頻繁にナプキンを替えなくてはならない

といったことで、何とか量を減らせる方法がないかと調べた結果、産婦人科にたどり着く患者さんはとても多いです。また、経血量が多いことで、気付かないうちに貧血を合併している患者さんも多く、だるさ、疲れやすさ、息切れ、めまいなどの症状があってPMSや更年期を疑っていたけれど、検査してみたら貧血だった、というケースもあります。

過多月経の主な原因

過多月経の原因としては、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜増殖症、内膜ポリープなどの器質的疾患が挙げられます。また、若年層では明らかな器質的異常がなくても、ホルモン動態の影響によって経血量が多くなることがあります。さらに、血液が止まりにくい血液疾患が背景にある場合もあります。

若い頃はそんなに生理痛がひどいわけではなかったのに、年齢とともに多くなってきたような場合には、子宮内膜の異常や腫瘍性疾患が隠れていることもあり、注意が必要です。

過多月経セルフチェック

以下のような症状がある場合は、過多月経の可能性があります。

・もっとも多い日に普通のナプキンが30分程度しかもたない
・夜用ナプキンでも1時間ほどで交換が必要になる
・月経中の漏れが不安で、仕事や学校、外出に支障がある
・月経のたびに強い疲労感や息切れがある
・健康診断で貧血を指摘された
・以前より明らかに経血量が増えてきたと感じる

このような症状がある場合は、「体質だから」と我慢せず、婦人科での診察をおすすめします。

過多月経の検査と治療

過多月経の治療では、まず原因となる器質的疾患の有無を確認します。超音波検査(お腹、腟から)を行なって子宮に要因になりそうな疾患があるか調べ、血液検査で貧血の有無を調べます。

そのうえで、原因がある場合もない場合も、経血量を減らす治療を行います。基本となるのはホルモン療法で、低用量ピル、黄体ホルモン剤、子宮内黄体ホルモン放出システム(IUS/ミレーナ)などが選択肢になります。

止血剤としてトラネキサム酸を使用することもあり、貧血を伴う場合には鉄分を補うために鉄剤を併用します。粘膜下筋腫(子宮の中にできた子宮筋腫)などの原因がわかっている場合は、手術でとってしまった方が良いこともあります。このあたりの判断は、本人の年齢や今後の妊娠希望、合併疾患によって適した治療法は異なるので、個別に相談してアドバイスさせていただきます。

過多月経は、単に生理が重いという体質の問題ではなく、れっきとした治療の対象となる症状です。経血量が多いことで生理中のQOLが低下している場合や、貧血症状を伴う場合には、早めに受診して対応するのが大切になってきます。ずっと我慢し続けてきた方の中には、治療を開始してから「もっと早くやればよかった!!」とおっしゃっている方も多いです。

当院では、症状やライフステージに応じて検査と治療をご提案しておりますので、月経量が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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