健康診断よりも踏み込んだ女性特有の検査項目を含むヘルスチェック。がん検診、子宮・卵巣の超音波検査、性感染症チェック、ホルモン検査、卵巣年齢(AMH)、女性内科血液検査などを組み込んだレディースドック、妊活健診(ブライダルチェック)、更年期ドックを行っています。当院で受けられるレディースドックの種類と検査をご紹介します。
当院で受けられるレディースドックでは、以下のような検査を行います。内診台の検査ではショーツを脱いでいただく必要がありますので、脱ぎやすい靴やスカート等でお越しいただくことをおすすめしています。
女性のライフステージは、ホルモンバランスの変動と深く結びついています(下図参照)。
月経が始まる思春期から、妊娠・出産を迎えることも多い性成熟期、そして閉経へと移るまで、年代や時期に応じて起こりやすい女性特有の不調や疾患の傾向は少しずつ変化していきます。
レディースドックを定期的に受診しておくと、こうした病気のサインを早い段階で見つけやすくなります。将来的に妊娠を希望する方であれば、不妊の原因になり得る疾患を早期に治療できる可能性が高まりますし、適切なケアへつなげることで、月経に伴うつらさや更年期の不快症状の軽減にも役立ち、より心地よい毎日を支えることにつながります。
当院で行うレディースドックは大きく分けて3種類に分かれます。
内診により腟内の状態をチェックし、子宮頸がん検査、超音波検査、淋菌、クラミジア、HPVの検査を行います。
加えて、赤ちゃんへ感染するおそれのある病気のチェック(梅毒・B型肝炎・C型肝炎)をはじめ、風疹や麻疹の抗体状況、女性ホルモンの状態、妊娠経過に影響し得る基礎疾患の有無なども確認します。得られた検査結果をもとに、必要に応じて事前に治療を行ったり、ワクチン接種で備えたりと、あらかじめ対策を講じることが可能です。
プレママベーシックの検査項目に加えて、妊娠中に感染すると赤ちゃんへ影響が及び、先天異常や流産・死産のリスクにつながる可能性がある感染症(トキソプラズマ、サイトメガロウイルス、ムンプス〔おたふくかぜ〕、伝染性紅斑〔りんご病〕)についても確認します。
「プレママ感染症プラス」の内容に加え、リウマチ関連の抗体検査や、AMH(排卵に至る過程で分泌される卵胞由来ホルモンの指標)も含めて確認する、より網羅的なフルドックプランです。
超音波(エコー)検査や採血によって、性感染症の有無をはじめ、女性に多い疾患、ホルモンの状態やバランスなどを確認します。検査内容はコース(項目)によりいくつかの種類をご用意しています。内容については医師とご相談ください。
子宮頸がん検診と超音波検査を組み合わせた、内診中心のドックです。
年齢を問わず、定期的に受けることをおすすめします。
子宮頸がん検診、超音波検査に加えて、淋菌・クラミジアの検査を行うドックです。
ベーシックの内容に加え、梅毒、B型肝炎、HIV、C型肝炎、トリコモナスなど、幅広い性感染症の検査までカバーするドックです。
パートナーが変わったタイミングなどに適しています。
ベーシックに加えて、血液検査でホルモンバランスの乱れがないかを確認するドックです。
ベーシックの検査に、骨密度測定を追加したドックです。
現在の年齢に対して、骨の状態がどの程度かを把握できます。
女性特有の疾患のチェックに加え、性感染症、血圧、ホルモンの異常なども含めて、各種項目を総合的に確認できる最上位のドックです。
閉経をはさんだ前後5年、合計10年ほどの期間は「更年期」と呼ばれます。体の中で赤ちゃんを育てる女性ホルモンの一つであるエストロゲンが、この時期にかけて大きく低下していくタイミングです。
更年期には、代表的なほてり・のぼせだけでなく、肩こりや頭痛、粘膜の乾き、血圧の上昇といった身体の不調、イライラしやすくなるなどのメンタル面の不調が出ることもあります。自分の体のことを知り適切な対策をするためにも、この時期の健康チェックは欠かせません。
こうした症状にはホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、改善が期待できる治療法もあります。自己判断で抱え込まず、医師の診察を受けて適切な評価と治療につなげましょう。
採血により、女性ホルモンの状態を確認します。
子宮・卵巣の疾患チェックに加え、更年期以降に増えやすいメタボリックシンドロームの兆候をはじめ、血圧、尿検査、骨密度などに問題がないかをまとめて評価する総合ドックです。

