WEB予約制(緊急避妊は予約不要)
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2025.04.25
百日咳の流行に伴い、トリビックを入荷しました。
「トリビック」は百日咳・ジフテリア・破傷風を防ぐ三種混合ワクチンです。
日本で承認されているものは、小児の定期接種用に使用するものですが、
2016年2月に年齢制限なく接種できるよう変更され、
妊娠後期の妊婦さんが接種しておくことで、胎盤を通して抗体が移行し、
赤ちゃんがワクチンを打てるようになるまでの間、赤ちゃんを守ってくれます(母子免疫)。
お母さんに抗体ができるまでに4週間程度かかります。
RSウイルスワクチン「アブリスボ」とは、1〜2週間ほどずらして接種しましょう。
アブリスボ+トリビックはセット価格(¥40,000)での接種が可能です。
先に接種したワクチンは通常価格にてお支払いいただき、もう一方の接種時に差額をお支払いいただきます。
▷治療内容
妊娠後期(27週〜36週)に、上腕の皮下または筋肉に三種混合ワクチン「トリビック」を1回注射します。
接種前に問診と体温測定を行い、体調に問題がないことを確認したうえで接種を実施します。
接種後は15〜30分ほど院内で安静にし、体調観察を行います。
▷治療期間・回数
1回(妊娠後期)
▷費用
5,500円(自費)
リスク・副作用
注射部位の痛み、腫れ、赤みが出ることがあります。まれに発熱、倦怠感、アレルギー反応(発疹、かゆみ)などが起こる可能性があります。極めて稀にアナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)を起こす場合があります。
【参考文献】